【肩凝り(2)】凝る場所で原因と対処法を知る 京都市 上京区 烏丸で鍼灸、波動療法、サイマティクスセラピーをお探しならラサルーテ

緑のポイント周辺の凝り

肩こりの中では一番多い凝りのタイプ。肝臓、胆嚢の氣の異常にイライラやストレス、貧血、氣逆、筋肉や血管の過剰な収縮が起こって凝りやすくなります。また後頭部の痛みやドライアイなども併発しやすくなります。
→呼吸法、瞑想、アルコールを控えましょう。睡眠時間をしっかりとり、目を使いすぎないように。パソコン、ゲームなどはなるべく控えてください。

首の前や横、肩の頂上部の凝り

青のポイント、肩のトップのラインから首の前外面の凝りは胃や大腸の氣の異常により起こりやすくなります。歯痛や歯茎の腫れを伴いやすいのが特徴。特に飲食過多、便秘などと関連が深いです。
→便秘を解消するための体幹の捻転運動、飲食を控える、腕の青のポイントのマッサージも効果的です。

肩甲骨の内側の凝り 

肩甲骨内側の凝りは貧血、血行不良による冷え、寝不足、心配事などから起こりやすく、寝違えのような痛みを起こすこともあります。また過呼吸やパニック症状の反応も多いため、この部をほぐすことでこれらの精神的症状の改善にも繋がります。

また心臓と繋がりの深い場であり、心疾患の反応も現れやすいものです。この部を緩めることで心臓の働きも助けます。

→鉄分を摂取し、睡眠時間を増やしましょう。緊張やストレスをなるべく避けることも必要です。

首の真後ろ、後頭部の真後ろの凝り

膀胱、泌尿器系の氣の異常が原因で起こりやすい凝りです。頻尿や水分代謝の異常、外気による冷え、カゼなどが原因になります。
→半身浴、足湯が効果的です。また水分の摂り過ぎに注意してください。

肩甲骨の中心部や肘の内側の強い凝りや痛み

この部分の凝りは小腸、心臓の氣の異常から起こりやすいとされています。特に左に強い痛みを感じる時は心疾患に注意が必要です。
→アルコールは心拍数を増やして心臓に負担をかけるため控えてください。また心拍数を高める運動や仕事を控えましょう。ストレスをなくすように心がけてください。

凝りの原因を見極め、それに対して的確な処置や養生をすれば肩凝りは治ります。また内臓の異常や自律神経を整えることにも繋がり、これから起こる可能性のある病気や症状を予防することにもなります。

身体から送られるサインとして、身体の声を聞き体調の立て直しを図ってください。

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