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顎関節症の多くは「五行の木のオーバーヒート=過剰な収縮」が原因です❗️


顎関節症と言えば、西洋医学や整体などでは姿勢の歪み、噛み合わせ、頚椎のズレ、肩首の凝りなどが原因と言われますが、これは唯物的視点から当てはめた原因です。

実はその多くは「働きの異常=五行の木の異常=過剰な収縮」から起こります。

また発症は女性に多いということも「女性の方が筋肉が弱いから」とされていますが、これも物理的視点のみでの見解であり、

東洋医学的には女性は生理があり貧血傾向になりやすく、貧血傾向になると五行の木の気が異常を起こして過剰収縮が起こり噛み締めてしまう、とされています。

実際に顎の痛みや噛み締めは生理前後に起こりやすく、生理前後に同じくして起こりやすい首肩の痛み、下腹の痛み、イライラや潔癖なども全て収縮から起こります。

イライラや潔癖は精神に収縮が起こることで現れます。

また五行の木が表すものは、
肝臓、胆のう、自律神経、ホルモン系、甲状腺、子宮、貧血などの物理的異常と、

引き締め、怒り、イライラ、セカセカ、気が上がる、などの働きの異常です。

また付随しやすい症状は、耳鳴り、めまい、みぞおちや喉の詰まり、胃痛、頭痛、血液検査でコレステロール値が高い、などで、
顎関節症の方はこれらの症状も併発しやすくなっています。

西洋医学的には顎関節症のケアとしてマウスピースを使う治療が多いようです。歯の保護としてはとても有効ですが顎関節症を治していく効果はあまり期待できないと思います。

本当に観るべきところは「何故顎関節症の引き金となる噛み締めが起こるのか?」であり、
その噛み締めの原因が「組織を収縮させる働きが過剰に起こりやすくなっている」ということです

その「収縮させる働きの過剰」が東洋医学では「五行の木」の異常とされているのです。

これには虚実があり、
実(エネルギー過剰や精神興奮)の場合は、身体も精神も引き締まる傾向が現れます。

この場合の精神の引き締めとは、行動力、発信力、緩むことがイヤ、イライラなどとして現れます。

虚(エネルギー不足)の場合は、身体は緊張して引き締まり(緊張)、精神的には弱って不安神経症やパニック障害、鬱傾向などが現れます。

虚の場合も実の場合も顎関節症は現れやすくなります。

五行の木は肝臓胆嚢であり、このうち胆嚢の気が流れる胆経は身体の側面、顔の側面などに通っているため、顎関節や咬筋にも過剰な収縮が起こる、ということなのです。

治療は虚の場合はエネルギーを与えながら収縮を緩めるように働きかける、
実の場合は高ぶっているエネルギーをカットしたり興奮を抑えるなどによって収縮を緩める、ということになります。

具体的には、虚の場合は肝経を優しく緩やかに押し流すようにマッサージする、鉄分を摂る、睡眠をしっかり取る、などを心がけます。

実の場合は、呼吸法や瞑想などで興奮を抑える、穏やかに過ごす、アルコールやエネルギーの多いものを控える、胆経の詰まりがあるツボを揉みほぐす、などで気を穏やかにすることを心がけます。

これらが顎関節症の改善のための土台になります。
患部を強く揉んだり、刺激したりすると痛みが増強したり、治りにくくなることがありますので注意して下さい。

このような収縮の過剰はHSS型HSPによくみられる特徴でもあります。

HSPかな、とお感じの方で顎関節症や強い噛み締めが起こる方はHSS型なのかもしれません。一つの指標にして頂くと良いでしょう。

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